山吹

久しぶりの更新です。

毎日がくるくると過ぎて行き、気付けば冬が終わっていました(笑)

いや、今年の冬は長く厳しかった。

寒かったな・・・ものすごく。

へこたれる程に。

と思っていたら、急に春が来て桜も咲き急ぎ、何となく慌ただしいような。

とにかく花が咲く様が嬉しくて、思いがけず出会うその姿に心が躍っています。

 

先日は松尾大社に山吹を見に行きました。

あんなにたくさんの山吹を見たのは生まれて初めてです。

どこもかしこも小さく輝くこの花が溢れていました。

着るものはどうしてか好きな色に限られるのですが、花となると好きな色なんてどこへやら、もう全部好きだ、と思えてしまう。

白、ピンク、紫、深紅、赤、青、橙・・・・。

それぞれに咲き誇るそのものの姿にただただ心奪われます。

 

松尾大社には珍しいとされる白山吹もあり、ほぼ終わりかけでしたが、ほんの少しだけ愛でることも出来ました。

京都で最古とされる神社ですが、人も少なく控えめなとても良い社でした。

酒造の神様とされているらしく、たくさんの酒樽が積み上げられていました。

霊亀の滝や神泉、亀の井からは清らかな水が。

全国の造り酒屋さんは必ず蔵に松尾様を祀っているのだとか。

飲めないのに資料館なんかも見たりして、とても興味深い一日でした。